本文へスキップ

私達の生活と深く結びついています。森林が与えてくれる恵みについて、あらためて考えてみませんか?

TEL. 0256-53-0080

〒959-1346 新潟県加茂市大字下高柳1−1

森林整備部門 SERVICE&PRODUCTS

森林リサイクル図と作業事例


@地拵え 
A植栽
B下刈り
Cつる切り
D除伐
E枝打ち
F間伐
G主伐
H事例紹介
【刈払作業実績紹介】
 刈払 着手前・着手後
【伐木作業実績紹介
 伐木 着手前・着手後
雪害復旧事例(下条ダム)】
高所特殊作業事例】
@地拵え(じごしらえ)
 地拵えは、これから植林をする場所を整える作業初めの第一歩です。苗木を植える箇所の雑草や潅木等を刈払ったり、散らばっている木の枝などを整理して苗木を植える準備をします。この作業が「地拵え」です。地拵えでは、全ての雑草や潅木を取り除くのではなく、植林をするとき邪魔にならない程度に整理します。

 A植栽
林地に穴を掘って、苗木を植える作業が「植林」です。「地拵」された林地に、スギや松、ヒノキなどの苗木を植えます。“唐鍬(とうが)”という道具で、およそ2.0m間隔で地面に穴を掘り、そこに苗木を植えていきます。その際、掘った穴に木端などが入ると苗木の根が乾燥して枯れてしまうことがあります。そのため、植林には細心の注意をします。

 
B下刈り
植栽した苗木は、周囲の雑草と比べて成長が遅いです。そのためこの状態を放置しておくと、苗木に日光が当たらなくなり、苗木の成長を遅らせてしまいます。そこで、周囲の雑草を刈り取る必要があります。この作業が「下刈り」です。刈り取った草は、そのまま現場に放置して腐敗させることにより、栄養分の多い土にして苗木の生長を促進させます。

Cつる切り
樹木への巻きつき等によって成長を阻害するつる類を除去します。
D除伐
除伐は、林分の込みすぎを緩和し、形質のよい将来性のある木の生育条件をよくするために、目的樹種以外の侵入樹種を中心に、形質の悪い木を除去する作業です。
【間伐との違い】
 ※間伐は目的樹種を中心に伐採が行われるのに対して、除伐は目的樹種以外の樹種を中心に伐採されるところにあります。
E枝打ち
樹木の枝を落とす作業。林内の光環境を改善することによる林床植生の成長促進、良好な景観の保持、優良材の生産等を図るために、対象木の種類、形状、枝張りの状態、林内の照度等に応じて行います。
 節の無い良質な柱や板を作る為に行う作業が「枝打ち」です。木がまだ若いうちに枝を落とすと、その後何十年もかけて傷跡が奇麗に覆われ節のない材ができます。枝打ちは、幹にキズをつけない様に枝を落とさなければならないので、熟練と木への愛情を要する仕事です。

F間伐
樹木は太陽の光を葉に受けることで成長し、その木の成長によってCO2を固定し、O2を供給します。ところが、その木の成長に伴い密集しすぎると、繁茂した木の葉によって日光がさえぎられるため、下草が育たなくなります。そして地表が荒れ、土がやせ、木が育たなくなるのです。豊かな森林を育てるためには「間引き」をして、太陽の光をきちっとあててあげることが重要で、その間引いた木を「間伐材」といいます。
 間伐が適正に行われおらず地表が荒れて木が育っていない。 木の葉によって日光がさえぎられ下草が育たず
土がやせている
間伐によって健康な森が維持できます。
※間伐は、元気な森を育てるための重要な取り組みです。
木の成長に伴い間伐が必要になります。間伐が適正に行われた森林は、樹木が更にいきいきと成長し、CO2をたっぷり吸収する元気な森になります。そして間伐した木材を有効に使っていくことで、収益がもたらされ、それが森林管理に充てられ、自然環境を維持していくことができます。
G主伐
植え付け後、木材として使える大きさになった立木を 伐採し収穫する作業です。一般に伐採、造材は、チェーンソーによって行いますが、フェラバンチャやハーベスタ、プロセッサといった高性能林業機械による安全で効率的な伐倒から枝払い、玉切りが出来るようになってきています。
 
【写真で紹介実績写真】
刈払い
作業前 作業後 
 伐木作業@
作業前 作業後 

  伐木作業そのA
作業前 作業後 
  伐木作業そのB
作業前 作業後 

  伐木作業そのC
作業前 作業後 
平成30年1月 下条川ダム雪害復旧事例:6例
作業前 作業後 
高所特殊作業事例